投球数から見るセリーグ

投球数からセリーグを見ていくブログです。

セリーグ・先発投球数(8月)

今回は8月の先発投球数を集計し、まとめていきたいと思います。

 

下のグラフは、各球団の先発を投球数が多い順に並べたものです。

 

また、セリーグ全先発の投球数と、平均投球数のランキングも下に載せているので、それも合わせてご覧ください。

 

 

・巨人

  先発数 投球数 平均投球数 月間先発防御率
田口 5 472 94.4 6.11
菅野 4 425 106.2 1.50
戸郷 4 402 100.5 0.37
3 250 83.3 7.04
メルセデス 3 226 75.3 5.40
直江 2 130 65 2.35
今村 1 126 126 1.00
桜井 1 59 59 19.2
宮國 1 31 31 9.00
ディプラン 1 31 31 27.0


・横浜

  先発数 投球数 平均投球数 月間先発防御率
大貫 4 376 94 1.99
井納 4 357 89.2 1.50
濱口 4 349 87.2 4.87
平良 3 294 98 4.08
今永 3 283 94.3 3.94
ピープルズ 2 166 83 0.82
阪口 2 164 82 11.57
上茶谷 2 135 67.5 5.63
武藤 1 45 45 3.00
伊勢 1 41 41 0.00


阪神

  先発数 投球数 平均投球数 月間先発防御率
西勇 5 500 100 3.27
藤浪 4 422 105.5 4.68
ガルシア 4 390 97.5 3.38
青柳 4 345 86.2 5.14
秋山 4 342 85.5 1.17
高橋 3 329 109.6 0.82
岩貞 2 155 77.5 3.00


・広島

  先発数 投球数 平均投球数 月間先発防御率
遠藤 5 544 108.8 2.12
森下 4 474 118.5 1.80
野村 4 423 105.7 2.92
大瀬良 4 383 95.7 4.30
K.ジョンソン 4 380 95 6.41
九里 4 336 84 4.50
床田 1 61 61 6.00


・中日

  先発数 投球数 平均投球数 月間先発防御率
福谷 4 360 90 4.56
ロドリゲス 4 356 89 2.70
4 351 87.7 4.58
大野雄 3 347 115.6 0.67
松葉 4 319 79.7 4.58
勝野 3 285 95 2.25
小笠原 3 256 86.3 5.06
梅津 1 127 127 0.00

 

・ヤクルト

  先発数 投球数 平均投球数 月間先発防御率
小川 5 528 105.6 2.29
高梨 4 423 105.7 4.56
吉田 4 357 89.2 4.91
高橋 3 256 85.3 9.00
山中 3 240 80 3.18
クック 2 173 86.5 8.31
2 93 46.5 9.64
大西 1 87 87 3.60
石川 1 81 81 3.60


セリーグ先発投球数トップ5

  先発数 投球数 平均投球数 月間先発防御率
遠藤(広) 5 544 108.8 2.12
小川(ヤ) 5 528 105.6 2.29
西勇(神) 5 500 100 3.27
森下(広) 4 474 118.5 1.80
田口(巨) 5 472 94.4 6.11

 

セリーグ先発平均投球数トップ5(2先発以上)

  先発数 投球数 平均投球数 月間先発防御率
森下(広) 4 474 118.5 1.80
大野雄(中) 3 347 115.6 0.67
高橋(神) 3 329 109.6 0.82
遠藤(広) 5 544 108.8 2.12
菅野(巨) 4 425 106.2 1.50

 

 いかがだったでしょうか。

 

前に6・7月の先発投球数をまとめた時、横浜とヤクルトは先発の投球数がチーム全体として少ない印象を持ったのですが、

今月は広島を除く5球団は、先発の投球数を抑えめで運用しているという印象を持ちました。

 

広島は6・7月に引き続き、先発の投球数が多くなってしまいました。

広島の中で、特に森下投手への酷使が気になるところかなと思います。

森下選手は、8月の投球数474球(セリーグ4位)、平均投球数118.5球(セリーグ1位)と、セリーグ全体から見てかなり投げている部類に入ると思います。

また森下選手は、6・7月も投球数582球、平均投球数116.2球(セリーグ2位)とかなり投げているので、

6・7月の分も合わせて疲労が溜まり、故障の心配もあるのではないかと思います。

 

あと気になる点は、先発に気を使った投手運用をしていた横浜とヤクルトの先発陣崩壊です。

横浜とヤクルトは、6・7月に先発ではなく中継ぎを中心とした投手運用をしており、先発陣に疲労が残らないようにしていたのですが、

横浜は今永、平良の離脱で先発陣崩壊、ヤクルトは先発陣に炎上が続いてしまいました。

この両チームは、中継ぎ陣にかなり負担がいく投手運用をしており、その上に先発陣崩壊が起こるとなると、中継ぎ陣にそれまで以上の負担がいってしまうのではないかと予想できます。

 

次回は8月のセリーグ中継ぎ投球数をまとめていきたいと思います。